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投稿日:2021/02/03 最終更新日:2024/04/23

海外駐在が決まったら知っておきたいお金のこと

海外駐在が決まったら知っておきたいお金のこと

海外駐在が決まったけど、お金の準備って何をしたら良いの?

今回のコラムでは、

① 海外赴任前に日本でやっておくべきお金にまつわる準備
② 海外駐在中のお金の話
③ 帰国が決まった際のお金の話

について、おさえておくべきポイントと実際に海外駐在を経験した人の声を紹介します。

※お客さまの駐在者インタビューはこちら

海外赴任時の資産の悩みを相談したい方はこちら

①海外赴任前に日本でやっておくべきお金にまつわる準備

—海外駐在前に日本でやっておくべき準備は何があるでしょうか?

まず、「赴任」なのか「長期出張」なのかで準備は大きく変わってきます。
長期出張扱いの場合は、現地で銀行口座を開かない場合が多いので、日本国内で海外でも使用できる銀行口座を開いておき、現地で現地通貨での引き出しができるようにしておきましょう。

また、赴任の場合は、現地で銀行口座を開き、そこに給与が振り込まれるのが一般的です。
気になる住民票やマイナンバーの扱いについてですが、海外赴任の場合には転出届(海外転居届)を出す必要があります。
そうすると、住民票に紐付いていたマイナンバーは一時的に失効となりますが、帰国後に転入届を提出すれば再度有効化されます。
なお、赴任先に到着後、「海外在留届」を出す必要がありますので、忘れないようにしましょう。外務省のホームページからもオンラインで手続き可能です。

その他、海外駐在が決まって出国するまでにやっておいて良かったこと、準備しておけば良かったと思っていることについて、海外駐在経験者に聞きました。

<やってよかったこと>

・日本で外貨引き出し口座を作成しておき、日本円を入金しておくこと。現地で銀行口座を開く前に家賃振込みをしなければならなくなったときにとても役立った。

・赴任地通貨での現金とUSドルでの現金数万円分の用意。基本的に現地ではカードを利用するので現金は使わないが、銀行口座が開設できるまでは時間がかかるので現金を持っておいた方が良い。

・日本で使用している銀行のアプリをダウンロードして、海外からも日本の口座で送金できる体制を作っておくこと。そのために、銀行口座の登録住所を実家に移す、携帯電話番号も維持するなどが必要。スマホの料金プランの見直しも忘れずに!

・日本でクレジットカードを数種類作っておく。現地ではスキミングされたり、使えなくなるケースも多発するため、保険として。現地のカードも作ったが、再発行時の対応など、やはり日本の会社の方が早く、安心だった。

・加入済みの生命保険会社に海外勤務のことを連絡して、海外で使える保障の範囲を確認しておく。

<やっておいた方が良かったこと>

・海外赴任中にネットバンクでできること、できないことの把握をしっかりしておくべきだった。必要な書類の発行なども一度出国してしまうと難しいので、必要になりそうなものは予備で持っていくくらいの準備が必要だった。

・税金や維持費が無駄だったので、車を売ればよかった。維持しておくにしても、保険プランを必要最低限のものにするなど、見直しをしておくべきだった。

<やっておいた方が良かったこと>

・特にない。準備するに越したことはない。

・よくトラベラーズチェックを用意する話を聞くけど、あれは本当に不便で必要ないと実感した。

②海外駐在中のお金の話

—海外駐在中にお金の面で良いこと、困ることはなんでしょうか?

まず、海外駐在中は給与がたくさんもらえて、お金が貯まるというのはよく聞く話ではないでしょうか。なぜそのようなことが起こるかというと、海外駐在中は、国内給与と海外給与という二種類の給与がもらえるからです。

国内給与については、一般的に金額が固定された状態で日本円で支給され、海外給与については現地通貨で支払われます。国内給与と海外給与の割合や支払われ方などは、勤務先によって異なります。

また、家族が帯同するか(日本に残る家族に留守宅手当が支払われる)、赴任先の治安の状況(治安が悪い場所への赴任の場合は多めに手当が支払われる)などによって、手当の額にも差がつきます。詳しい条件は、勤め先に確認しましょう。

その他、海外駐在中にお金の面で良かったことや、困ったことなどについて、海外駐在経験者に聞きました。

<良かったこと>

・赴任先の物価が安かったので、お金は貯まった。

・特にない。

<困ったこと>

・現地では現金をあまり使わないのと、現地でクレジットカードを作るのが面倒で作らなかったので、現地口座のお金が増えすぎた。

・所得税などの税金の計算方法は会社に聞いても分からないので困っている。

・医療制度が日本と違うので、病院にかかるのも怖い。たとえば、病名がつかないと保険が使えないので、健康診断で再検査になったけど医療費が怖くて追加検査できない。

・駐在先の国の税制度によっては日本の資産・口座残高等の情報が必要なことがあって、その情報にアクセスできず困ったことがあった。

・現地での銀行口座の開設に思った以上に時間がかかった。

・カードがよくスキミングされるが、その度に銀行に説明する必要があり非常に手間だった。

・駐在中はお金が貯まると思い込んでいたが、赴任先の物価が思ったより安くなく、予想以上にお金が貯まらなかった。

・現地での適正価格でサービスを受けるのが難しい。駐在中の日本人でお金を持っていると思われているためか、電気・ネット・家具修理代など、基本的にぼったくられる。

・為替変動が激しいので、せっかく貯まった現地資産も帰国時には目減りしてしまった。

・為替の変動などを見ていて資産運用に興味を持ったが、基本的に海外駐在中は日本の証券口座での運用ができないので、もったいなかった。

③帰国が決まった際のお金の話

—帰国が決まったときにやっておくべき準備は何があるでしょうか?

まず、現地の口座にある外貨を日本円に換えて送金する方法があります。この場合、送金時の為替レートで円に交換されること、円に交換するための為替手数料も発生することに注意しましょう。

次に、日本の銀行口座へ外貨のまま送金する方法もあります。この場合、帰国後に為替レートを見ながら、自分のタイミングで日本円に交換することができます。ただし受入可能な外貨預金口座を持っていない場合、自動的に日本円に交換されてしまうので注意しましょう。

また、現地の銀行で小切手を発行して持ち帰る方法もあります。現地の銀行のルールで送金額の上限が設けられている場合などはこの方法を検討しましょう。

その他、帰国が決まってから帰国するまでにやったことを、海外駐在経験者に聞きました。

<やったこと>
・現地口座から現地通貨→日本円での銀行送金ができなかったので、現地通貨の貯金を出来るだけ消費した。
・余った現地通貨を、後任のスタッフが持っていた円と手数料なしで交換した。後任のスタッフも最初の給与振込日までは現地通貨が必要になるので、お互いにとってメリットがあったように感じる。

<やっておいた方がよかったこと>
・現地口座の閉鎖。国のルールにもよるが、赴任先では閉鎖しないと口座維持料として毎月罰金をとられることを知らずにそのままにしてしまった。帰国後に閉鎖しようとすると、委任状を書いて誰かに頼む必要がありとても手間がかかっている。
・現地口座からの送金方法について、もっと事前に調べておけば良かった。

 

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いかがでしたか?
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▼駐在者インタビュー①

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