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2020/11/04

ある債券ファンドが教えてくれた、慎重かつ大胆なリスクの取り方

債券ファンドと言えば、保守的な運用で運用成果がマイナスになることがないようなイメージを持たれている方も多いと思います。ポートフォリオ全体で考えた時には、株式市場が下落するときに、その影響を緩和する役割を債券ファンドに求めることが通常です。

下のグラフは弊社が媒介しているファンドラップに組み込まれている債券ファンドの基準価額と月次騰落率の推移です。

コラム_債券ファンド_2

コロナ危機で株式市場が大幅に下落した2020年3月の当ファンドの月次騰落率は-5.7%であり、この月の騰落率が+1.4%だった先進国債券(為替ヘッジあり)のインデックス・ファンドに対しては見劣りしてしまいます。

しかし、それはコロナ危機に伴い、急激かつ世界的にリスク回避的な動きが高まったためであり、必ずしも当ファンドの魅力がないわけではありません。実際、2016年10月の運用開始以降2019年までは(米中貿易交渉の先行きが懸念されリスク回避的な動きが高まった2018年を除けば)、当ファンドはインデックス・ファンドを上回る運用成果を確保してきました。

低金利下で債券ファンドができることとは?

このファンドは、目標としている運用成果を獲得するために、国債だけではなく投資適格社債やハイイールド債券などにも投資しており、最近もハイイールド債券への投資比率を一段と高めています。素人目にはハイイールド債券も割安ではないように思いますが、慎重に投資先を選別すれば、投資魅力はまだあるとのことでした。このようなリスクを取っているため、2018年や2020年3月のように、リスク回避的な動きが高まる局面では、株式ファンドほどではありませんが、運用成果が悪化してしまいます。

債券ファンドの中には徹底的にリスクを抑制するファンドもありますが、当ファンドは短期的に運用成果がマイナスになることを許容し、一定のリスクを取り続けることで、低金利が長期間続いたとしても、中長期では目標としている運用成果を確保しようとしています。

回復できないような運用成果の悪化を避けながら、着実な運用成果を中長期で確保していくことは、低金利が続いている現状においては株式ファンドよりも難しいかもしれません。債券ファンドはインカム収入(金利とロールダウン効果)が運用成果の源泉ですので、運用成果を確保しづらい状況にあります。

取るべきリスクを慎重に見極め、時には大胆に、時には機動的に行っている運用の成果を長い目で楽しみにしていきたいと思います。

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