投稿日:2019/12/09 最終更新日:2022/10/25

資産運用の相談は誰にする?FPとIFA、証券会社の違いや相談前の準備についても解説

資産運用に興味があるものの、どこに相談したらよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、資産運用の相談について、相談先や準備すべきこと、契約までの流れを解説します。各相談先のメリット・デメリットについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 

資産運用とは

資産運用とは、今持っているお金(資産)を効率的に増やすために、預貯金などの金融商品へ配分し、運用することをいいます代表的な運用商品には以下のような種類があります。

・預貯金:銀行に一定額を一定の期間預けることで利子の支払いを受けること。

・外貨預金:外国通貨で預金し、利子や円への換金で利益を得ること。

・保険商品:終身保険や養老保険、学資保険などの貯蓄性も伴っている保険商品のこと。

・債券:国や企業などが、投資家から資金を借り入れるために発行する有価証券のこと。

・株式投資:株式を購入し、配当金や高値での売却で利益を得る方法のこと。

・投資信託:複数の投資家からの投資金を専門家が株式や債券などで運用し、その成果をそれぞれの投資家に投資額によって分配する金融商品のこと。

資産運用の相談ができる窓口

資産運用を自分一人で行うのは難しいと感じる場合は、専門の相談窓口を利用するのがおすすめです。ここでは、資産運用の相談先として代表的な窓口を3つ紹介します。 

ファイナンシャルプランナー(FP)

FPとは「ファイナンシャル・プランナー」の略称です。相談者の状況に応じて適切な資金計画(ファイナンシャル・プランニング)を立て、実現のための総合的なアドバイスを提供する専門家のことです。個人で活動している方もいれば、FP会社、保険会社や銀行等の金融機関に所属している方もいます。

日本FP協会のHPには、「くらしとお金」に関するアドバイスは多岐にわたるため、FPには年金や保険、資産運用、税制、住宅ローン、相続など、幅広い専門知識が求められます。そこで、「くらしとお金」に関する様々な専門知識を有していることを証明するのがFP資格です。と紹介されています。

FP資格には、国家資格である「FP技能士(13級)」に加えて、日本FP協会が認定する「CFP®資格」や「AFP資格」などもあり、より上級の有資格者であれば、それだけ高度で専門的な知識を有していると判断できます。実際に相談をするときには、どのようなジャンルを得意としているのかや、相談料金などを確認しておくといいでしょう。 

IFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)

IFAはIndependent Financial Advisorの略称で、特定の金融機関の営業方針に縛られずに独立・中立的な立場で資産運用のアドバイスと実行支援を行う専門家です。日本では、内閣総理大臣の登録を受けて証券会社や銀行と業務提携を結び、株や債券、投資信託などの売買の仲介を行う金融商品仲介業者に所属する登録外務員のことを指しています。資産運用のコンサルティングだけでなく、提携している金融機関の金融商品(投資信託、株式、債券等)の仲介も行うことが可能です。

顧客やその家族の人生における目標達成を目指し、ファイナンシャル・プランニングに基づいた資産運用の実行支援とアフターフォローを行います。

特定の金融機関の営業方針やその商品に縛られることなく、より中立的な立場から顧客の視点に立ってリスクに合った最適と考えられる商品を案内でき、証券口座の開設や実際の金融商品の買付も実行できる点や、多くは転勤がなく顧客との長期的な関係を維持しやすい点も魅力です。

銀行、証券会社

大手の証券会社や銀行であれば、全国に支店があるなど、生活圏の中で接点があり、また、グループで連携した対応が可能であること、引越し先にも支店があるなどの利便性があります。
一方で、担当者の転勤がある場合が多いので、長く担当者と付き合うことができない可能性がある点は留意が必要です。 

資産運用の相談先を選ぶ3つのポイント

前述のとおり、資産運用の相談先は複数あります。ここからは、自分に合った相談先を選ぶためのつのポイントを解説します。 

偏りなく自分にあう商品を提案してくれる

ノルマ達成や会社の利益のために、おすすめする商品が偏っている場合がありますので、偏りのない商品提案をしてくれる相談先かどうか重要なポイントです。相談先を選ぶ際には、提案商品の偏りや手数料の内訳などを確認しましょう 

担当者個人の力量に依存しない組織体制が構築されている

験が浅い担当者の場合、手続きや商品の知識が十分でなく、納得できる提案をしてもらえない可能性があります。担当者のクオリティを企業として補完するための仕組みとして、チーム制や運用経験のある専門家をおくなどの組織体制を整えていると安心です。 

長期のサポート体制が整っている

資産運用は長期間になるため、担当者との相性や長期的なサポートが受けられるかも重要なポイントです。転勤担当者が変わ、サポートの質が変わってしまう可能性があります。そうならないためにも、長期のサポート体制が整っているのかも重要なポイントです 

資産運用の相談前にすべきこと

資産運用の相談をするなら、前もって相談内容についてまとめておくことも大切です。ここでは、相談前にすべきことについて紹介します。 

資産運用の目的や目標を定める 

まずはじめに、資産運用の目的・目標を明確にすることが大切です。例えば「持家の購入資金を確保する」「老後に安心して暮らせる資金計画を立てる」「子供たちに資産をのこす」等、実現していきたいことと必要金額を軸に、譲れないことと妥協できることのイメージを考えておきましょう。
目的や目標を事前に定められないという人も少なくありません。その場合、相談しながら決めていくというケースもあります。

資産の現状を把握する

次に、現在の資産を把握し、生活費や投資以外に確保しておきたい資産を考えた上で、今のところ使う予定がなく投資等に回せる資産を割り出します。この資産をどう使って目標を実現していくかを相談していくことになります。もちろん、損失が出た場合もこの資産でカバーできることが前提として考えます。 

自身や家族の状況を整理する

続いて、ご自身や家族の資産に関わる情報を整理していきます。これらは目標・資産の現状と並ぶ大切な要素です。
具体的には、家族構成・現在の健康状態・家族の職業・年収・転職等で収入の変わる可能性・住宅ローンや家賃・住み替えの可能性・子供の学費等の計画や考え方等を整理しておくと、より良い資金計画が立てられます。
上記三点は、より詳しくは相談先の指示により掘り下げていくことになるかもしれませんが、事前に把握しておくことで、相談の効率化はもちろん、自分の思いと状況を自分自身が明確に把握した上で計画が立てられることが大切なポイントです。情報を整理していく上でよりふさわしい相談先が選べる場合もあるので申込前から下準備を進めておくのがおすすめです。 

複数の相談先を探す

自分に合う相談先、担当者を見つけるには、複数の相談先を候補にすることもポイントです。相談先が1つだと、偏った内容や自身の希望とは異なる可能性があるほか、担当者の利益になる商品を勧められ、余計な投資をしてしまうかもしれません。
さまざまな提案内容を得るためには「証券会社とIFA」など、異なる種類の相談先を探しておくとよいでしょう。複数の相談先で相談し、最終的に自分に合っていて信頼できる相談先を選ぶことが重要です。

資産運用の基礎知識を身につける 

資産運用を相談する窓口では、専門知識を備えた担当者がほとんどですが、自身にも基礎知識があれば相談がスムーズに進みます。また、資産運用の結果に影響することもあるほか、相談先や担当者が適切であるかを判断するのにも役立つため、ある程度の基礎知識はつけておいた方がよいでしょう。
資産運用に関する基礎知識を身につける方法はたくさんあります。まずは、Webサイトでの情報収集や初心者向けセミナーなどを利用するのがおすすめです。

資産運用の相談から契約までの流れ

事前準備が整い、相談先を選んだら、以下の流れで進めていきます。

カウンセリング

いよいよ専門家に相談して資金計画を練る第一段階に入ります。始まりはカウンセリングです。下準備で整理した「資産運用の目的・目標」「資産の状況」「自身や家族の状況」を専門家に伝えましょう。このとき、自分の想いと状況を、より具体的に伝えて把握してもらい、温度差のない共通の理解となることが、今後、自分に合った資金計画を立てていく上で非常に重要です。

ここで注意したいポイントは2つあります。
一つ目は、自分の情報を正確に伝えることが原則です。個人情報やプライバシーに関わると感じて黙っておきたいと思う内容もあるかもしれませんが、その場合は「伝えたくないのですが問題ありませんか」と確認することも大事です。なぜなら、内容によっては、伝えなかった項目の関係で支払額や税金が大きく変わってくることもあるからです。

二つ目は、カウンセリングの時点で専門家の話す内容や人柄に違和感を感じた場合、「もう着手したから…」と諦めず、別の相談先へ切り替える選択肢も考えることです。最終的に大切なのは「目的・目標に合わせて資産計画を立てて運用していくこと」であり、そのことを守るための判断が大切です。 

資産運用方法の提案

カウンセリングでヒアリングした内容をもとに専門家がおすすめのプランを提案します。具体的な情報や課題がカウンセリングで正確に伝わっていればいるほど、その情報が活きて、プランがより状況に合ったものになっているはずです。

もちろん、ここで提案してもらったプランで決定ではありません。このプランをベースに、依頼者との間で話し合いをしていき、納得のいく実際のプランを構築していきます。

ここでも注意したいポイントは2つあります。
一つ目は、疑問や違和感があったり、はっきり理解できなかったと思うところがあれば、どんなに些細なことでもいいので質問したり要望を出すようにしましょう。知識不足で話しづらいと思う必要はありません。曖昧な理解や小さな誤解が後で納得がいかないポイントへとつながってしまう可能性もあります。細かいところまでクリアに理解することが、最適なプランを構築する大前提です。

二つ目は、カウンセリング時と同じように、相談先の専門家の話や人柄に違和感がある場合や、しっかりヒアリングで話したのに意思と大きく離れたプランになってしまった場合、そして話し合いを重ねてもうまくいかない場合等は、思い切って別の専門家にも相談することも考えましょう。病院と同じで、セカンドオピニオンを求めることで解決の糸口が見えてくる場合もあるのです。

カウンセリング後は、担当者から資産運用の具体的な方法やプランの提案をしてもらいます。自身の状況や目的などと照らし合わせて検討することが大事です。初心者の場合は、最適な提案を見極めるのが難しいため、納得できるまでしっかりと相談しましょう。納得できない場合は、相談先の変更も可能です。

契約、金融商品の買付

納得のいくプランができたら、いよいよ資産運用のスタートです。プランに沿った金融商品等の購入をしていきます。FPに相談した場合はプランができたところまでで完結となり、実際の契約は自分で金融機関等で行うことになります。IFAの場合はIFAが契約している証券会社等での口座開設および金融商品購入の仲介を行ってもらえます。慣れないことになるので、不安や疑問はしっかりと解消して運用するようにしましょう。

実際に資産運用を開始する上でのポイントの一つ目は、アフターフォローについて把握しておくことです。相談先ごとに、運用に際してのアフターフォローの範囲が異なります。どこまでが最初の相談で有効で、どこからは別料金という規定を確認しておくと安心です。まだこれから相談先を選定する読者の方は、アフターフォローについての文言も選定の要素としておくと良いでしょう。

二点目は、実際に運用をしていくうちに金融情勢の変化や自身の生活の変化、目標の変化等がある場合があります。一度決めた資産運用をそのまま続けることが良いとは限らず、状況にあった見直しをすることで資産運用を最適化できる場合があります。その際にも専門家の客観的な意見やトレンド等の情報を活かして、より良い資産運用へと繋げていけるようにしましょう。

まとめ

資産運用の相談先には、様々な種類の窓口があります。適切な相談先を選んで資産運用をスムーズに始めるためにも、この記事でご紹介した事前準備や、相談先を選ぶ際のポイントをぜひ参考にしていただき、ご自身にあった相談相手を選びましょう

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