2019/11/08

資産運用の強い味方IFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)とは

(写真=Freedomz/Shutterstock.com)

将来の不安などから投資を検討していても、投資案件の選定に悩んでいる人は多いかもしれません。そのような場合に独立・中立的な立場で資産運用のアドバイスをしてくれるIFAというものがあります。今回は欧米で一般的に利用されているIFAについて解説します。

中立な立場でアドバイスが受けられるIFA

IFAとはIndependent Financial Advisorの頭文字を取ったもので、日本では独立系ファイナンシャル・アドバイザーとも呼ばれています。

ファイナンシャル・アドバイザーではありますが、証券会社や銀行などの従業員ではありません。IFAは金融機関から独立した個人や事業者として相談を受けるため、顧客の立場に立った中立的なアドバイスが可能です。

IFAの仕事では証券会社や銀行と業務提携を結び、顧客に対して具体的な金融商品の名前を挙げながら独立・中立の立場で資産運用のアドバイスを実施しています。

日本ではまだIFAは聞きなれない職業かもしれませんが、欧米では既に弁護士や税理士と並ぶ地位を確立し、市民権を得た職業となっています。

日本では法改正により、2004年4月1日から証券会社以外の法人や個人が証券会社から委託を受ける形で、IFAといった金融商品仲介業が認められました。

日本でのIFAの歴史はまだまだ浅いため、欧米などのIFAのようにこれから注目される職業ともいえるのではないでしょうか。

IFAの特徴やメリット

FAを利用する最大のメリットは、特定の証券会社や銀行に属さない独立した存在のため、証券会社や銀行などの営業方針にしばられることなく、より顧客に寄り添った立場で資産運用のアドバイスが受けられることです。

お金についての相談という点ではFP(ファイナンシャルプランナー)とも似ていますが、IFAとFPには大きな違いがあります。

FPは金融商品仲介業ではないため、実際の金融商品の名前を挙げての勧誘などはできません。しかしIFAはFPと異なり、実際の金融商品を例にとりながら顧客に対して具体的な資産運用のアドバイスを行うことができます。

又、長期間に渡って資産運用についての相談ができるという点もIFAを利用するメリットです。異動や転勤などで担当者が変わってしまうという心配もそれほどなく、結婚や子どもの進学、住宅の購入、定年退職などのライフイベントに合わせた資産運用にも取り組んでいけるでしょう。

IFAを選ぶ際のポイント

より身近な資産運用のアドバイスを受けられるIFAですが、実際にIFAを選ぶ際にはどのようなポイントに気をつけるのがいいのでしょうか。

まず大切なのは、自分の担当となるIFAが金融知識に加えて、豊富な実務経験を持っているかどうかです。長期間付き合っていく可能性の高いIFAです。これまでの経験などを質問しながら、「自分の現状を親身になって聞いてもらえるかどうか」「自分のライフプランに合った金融商品を提供してもらえるかどうか」など、自分のニーズに寄り添った提案をしてくれるIFAを探していきましょう。

将来のために適切な資産運用を行っていくことは重要なことです。「老後2,000万円問題」などをきっかけに、老後資金への関心も高まっています。今後よりよい資産運用を実現するためにも、専門的な立場から具体的なアドバイスをしてくれる独立系ファイナンシャル・アドバイザー、IFAの活用も検討してみてはいかがでしょうか。

資産運用に関する未知の視点が増えることで、多角的な資産形成も可能になります。運用の面白さを感じられるようになると、資産形成にもはずみがつき、日々の生活にも張り合いが増してきそうです。

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