2020/03/06

GAIAのプライベート・ファイナンシャルプランナーが語る!資産運用に向いている人、そうでない人

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ライフプランニングの作成から資産配分のご提案、 ライフプラン実現に向けたアフターサポートが充実。

資産運用に向いている人とは

 入 倉  今回のテーマは資産運用についてです。お客様には資産形成世代の方からシニア世代の方まで多くいらっしゃると思いますが、皆さんの考える「資産運用が向いている人」とはどのような方でしょうか。

 新 屋  どんな人に向いていないかということなら、なんとなく答えやすいですね。向いていない人は資産が減るのが嫌な人。あとは、一時的にでもマイナスを見たくない人っていうのは向いていないですね。

写真=プライベート・ファイナンシャルプランナー|新屋 真摘

 入 倉  感覚的に、そういう方ってどのくらいいらっしゃいますか。

 新 屋  GAIAにいらっしゃる方はそんなに多くないですね。まれにそういう方がいらっしゃいますが。ただ世間一般には多いんじゃないですかね。知り合いや友達と運用についての話になると、「えー、運用相談にいったのに減るの??うそ~!!」って言う反応もありますね。そこはけっこう誤解があるというか、運用について正しく認識されて無いかなと思います。まずはそこを理解してもらわないと資産運用は難しいのではと思います

 宮 原  私も同じですね。向いているかよりは、向いていない人っていう視点のほうが話しやすいなって思ってました。運用状況を気にしすぎる人に比べ、あまり気にしない人のほうが向いているのかなと思いますね。あまり見ない人。見ていてもあまり関心のない、減っていても増えていても。このやり方が、このファンドが、この商品が本当に良いのか?と気にし過ぎちゃうとあんまり良くないのかな。例えばデイトレーダーの方が「それが資産運用だ」と言うならそうだと思うし、ある程度は気にしないといけないと思うんですけど、我々がお手伝いする資産運用というのはあんまり気にし過ぎる人には向かないと思いますね

 入 倉  三橋さんはいかがですか?

 三 橋  「向いている」って言うのが「上手くいきやすい」ということだったら、お二人が言ったのと一緒ですね。(相場変動など)何かあるとすぐ慌ててどこかに電話したり、ネット証券に毎日何度も何度もログインしている人は向いていないと思いますね。またテレビとかワイドショーなどが情報源になっていて、影響を受ける人も近いかもしれませんね。

 宮 原  結構影響受けますよね、多くの人は。そんなことないですか?

 新 屋  家にずっといてテレビがついていれば四六時中その話やってるもんね。

 三 橋  そうですね、日中家でテレビつけっぱなしの人は向かないと思う。あとは気にし過ぎの人かな。気にし過ぎる人って価格が上がっても下がっても売りたくなるんですよね。「そろそろこれ売っておかないと下がるんじゃないの」とか。

三橋PFP写真=プライベート・ファイナンシャルプランナー|三橋 圭介

どんな人に資産運用が必要なのか?

 入 倉  どういう人に資産運用が必要だと思いますか?と言う質問ですが、いかがですか?

 三 橋  若い人はみんなしたほうがいいんじゃないですか。大学生とか。二十歳くらいから。

 入 倉  それはなぜですか?

 三 橋  そういう人が二十歳の頃から積立投資をやってたらどうなってたかな?私はアルバイトしたお金を全部好きなことに使っていましたが、そのうちの一部、数万円でも積立投資に使っていたら相当な額になっていたと思いますね

 入 倉  当時の自分に何か言うなら?

入倉PFP写真=プライベート・ファイナンシャルプランナー|入倉 彰啓

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 三 橋  「先取り貯蓄をしなさい」ですね。

 宮 原  残ったものは残らないですもんね。貯蓄しようと思っても。

 三 橋  そうですね。本当に多くの人に20代前半くらいから始めてもらいたい。逆にどうなるのかっていう好奇心が。20歳でやって40歳でけっこう築けているかもしれないよ。

 新 屋  意外とさ、そういう意味だと、変額年金保険のような頻繁に残高が見えないほうがいいかもね。最初の設定のままひたすら走っているからガツン!と出るんじゃないかと。

 宮 原  投信は見てしまいますしね。スマホとかで。

 新 屋  変額保険も運用報告書来るのかな。年に一回くらい。でも普通はあんまり見ないよね。

 宮 原  1番目の質問のところだと気にしちゃうという点では、気にしなくなりますよね

 入 倉  他にはありますか?

 宮 原  基本的にはどんな人でも資産運用はやったほうがいいと思っています。原則はそう思っているんですけど、「必要じゃない」と思っている人は必要じゃないので・・・。お金があればありすぎるような方も。不要な運用は意味がないと言うか。一方で、特に正しい運用が必要だなって思う人はある程度の年齢で、かつ収支がトントンか、使っていくような人ですね。こういう人たちは運用が必要なんですけど、残高が取り崩していく中での運用で、相場が荒れたりして評価損が出てしまうとうまくいかなくなる気がして。

宮原PFP写真=プライベート・ファイナンシャルプランナー|宮原 秀人

 新 屋  ジレンマですよね。必要な人こそ特に気を付けないと。

 宮 原  そうそう。それってすごく難しいと思うんですよ。そういう人が正しい知識で正しく運用するなら良いと思います。

 三 橋  近いニュアンスがたまたま昨日読んだ日本証券協会が出している冊子に書いてあったんですよ。「投資は余裕資金でやりましょう」って。近く使い道が決まっているものとそうでないものは分けて考えるべきですよね。

 入 倉  確かにそうですね。それでは新屋さんの思う、運用が必要と思われる方とは?

 新 屋  必要かっていったらさっきと矛盾があるけど・・・運用を上手にできるといいですよね。漫然と取り崩していくだけではなくて、分けて運用したら。下がったときに売らないというのが鉄則じゃないですか。そしたら怖くなって売っちゃう気にしすぎて売っちゃう。お金を分けていなくて、必要なケースが出て生きて売っちゃうと思います

 宮 原  そういう適切な金額についてアドバイスをしてくれる人がいないというのが原因だと思う。自分だとわからないじゃないですか。相談に行こうとしても、どうしても余裕のある人の方にアドバイザーは集まりがちというか。

 新 屋  そうですよね。そういう人向けにはあるけどね。今話している若い人とかギリギリの人とかを救ってくれるような相談窓口がないもんね。

 宮 原  ちゃんと運用したら少し余裕ができて、もう少しやりたいことができるようになるっていう方向けのサービスは無いですね。

 新 屋  企業とか福利厚生のような形でバックアップするという仕組みとかだったらね。

資産運用にはどんな種類があるのか。それはどんな人に向いているのか

 入 倉  資産運用をこれから始めたいっていう人もいらっしゃれば、株だけやっているぞ!っていう人もいらっしゃいます。そこで資産運用にはどんな種類のものがあるのか、またそれはどういう人に合うのか、という質問です。

 宮 原  少し広い観点でお話すると、積立するのか一括でするのかというところ。あとは将来に向けて増やすのか、インカムを受け取るのかっていうところなのかな。

 入 倉  なるほど。拠出の方法と目的別の運用方法の種類ですね。

 新 屋  昔、ある保険会社の方がいってたのが記憶に残っていて。一般の人が考える資産運用と、資産運用の世界に長くいた人の考えって真逆なんだ~っていうことを思い出しました。タイミング投資っていうのが一般的イメージだけど、集中投資と分散投資の違いとかその辺の考えはあまり浸透していないというか。資産運用の話してるといきなりビットコインの話とかあると・・・ちょっとがっかりとなることも。

 入 倉  投機的であるとか、ギャンブルに近いイメージの方が多いということですか。

 新 屋  運用というと一般的にまだまだそういうイメージが強いのかな。私達が普段行っているのは分散して成長するものを持って、経済とともに自分のお金も成長させていただくというのが、王道の考え方だと思うんですが。インカムとキャピタルというのも若くてもインカムにこだわる人もいます。受け取らないと不安。あれも本来は増やすなら中に入れてどんどん福利で増やしていけば増えるのに、受け取ることに運用の魅力をみいだしてしまう

ライフプランニングの作成から資産配分のご提案、 ライフプラン実現に向けたアフターサポートが充実。

 入 倉  そのときはどのような話をするんですか?

 新 屋  ある程度は沿います。仕事の経験上、ここで王道のところの議論をしても仕方ないと思うが、本来はこうあるべきとお伝えしています。

 鈴 木  新屋さんの話を聞いていて思ったのは、FXとかビットコインとか、資産運用だと考えている人って意外と多いなあと面談をしていて思いますね。それは経験も積んでいると知識も豊富なのでそれも間違っていないと思うんですが。アドバイザーとしてたくさんのお客さんに運用を伝えていくという立場だと、成功率が髙いような分散して長期で持ってていうのがいろんな方法の中でも確率性が高いと思うので、こういう立場である以上伝えていかないといけないと思います。で、それはどういう人にマッチするのかということですが、誰にでもマッチすると思います。長期分散投資っていうのは時間をかけてしっかりコツコツ増やしていこう。100年時代といわれるので、若年層ほどそういう運用をやっていかないといけないんだと思います
 
鈴木PFP写真=プライベート・ファイナンシャルプランナー|鈴木 健太

 宮 原  FXを変動が激しいと思っていない人も結構いるよね。

 新 屋  個別株も配当もらっていいよね~って話す方もいるし。
 
 鈴 木  ものさしはひとそれぞれですね。

 三 橋  例えば同じ金融業界でも保険会社の方は、多くの場合、資産運用を保険商品のみで行う提案をしています。「米国ドル建ての商品に加入すれば円安のとき儲かりますよ」とか「定期預金より利率が良いですよ」とか。それだけが資産運用かのように言っているケースが多いですね。同じ金融業界でも我々は、王道の資産運用も生命保険も提案しています。将来の為替相場なんて当てられないんだから。もちろん生命保険も資産運用の1つだとは思うんだけど、どんな人にマッチするのか、を考えることが重要だと思います。例えば年金保険なら、不確実性が嫌いな人なら良いと思います。キャッシュフロー表に65歳から毎年いくら受け取れるんだ、って入力しておけば見通しもたちやすくなるしね。でもそればかりではどうかと思う。保険会社としてのポジションではその方法が資産運用として提案しているけど、王道の運用方法も併せてプランを組める方がお客様にとってベターな仕組みになりやすいと思う


 入 倉  その人にマッチした運用を考えることが大切なんですね。

 三 橋  年金運用もポジションの1つとは思いますけど、ポジションとしてそれをすべてやるのはどうかと思う。でも実際に保険大好きな方は年金商品を大好きは結構いますから。60代のお客さんの人って年金4~5本とか、多い人とかだと10本位入っている人もいますね。それだけで年間800万円くらい受け取っている人とかいるし。

 入 倉  予定利率が今より高い時代に加入している方はそうなるんですね。

 三 橋  生命保険のみ考える人や提案するアドバイザーもいるかもしれませんけど、今の時代はそうじゃありませんよ。

 宮 原  何に投資するというところでもう少し追加しますね。株は企業の成長に投資、債券(社債)は企業の発行する負債に投資、FXは通貨、リートは不動産、ローン、絵画、骨董、クラシックカー、バイオリン、ウィスキー・・・などありますが、できたらすべての投資の使い道が決まっている方がいいですよね。今あるお金をどこに振り分けるか。GAIAでは「5つの運用」という形で提案していますね

1.「貯める」

普段使っていくためる

2.「殖(ふ)やす」

将来に向けてある程度リスクを取り殖やす

3.「贈与する」

生前に家族や次世代に贈与する

4.「守る」

保険で万一のリスクに備える

5.「遺す」

自身の資産を相続人に遺す


運用をこういう視点で考えてみるのも必要かもしれませんね。

資産運用のメリット、留意点

 入 倉  資産運用のメリットについてお聞かせください。留意点についても併せてお願いします。

 鈴 木  きちんとした運用を長い間続けていけば、現金で持っているよりも増えている可能性は髙いと思いますし、それが一番のメリットだと思います。あと、始めたことで経済番組とか見るようになって視野が広がるという話はよく聞くので、そういうのは付加価値としてのメリットとしてあるんじゃないかと思います。留意点はお金の色を分けて運用していかないと本当はすぐ使うお金を回してしまって、我慢しなければいけないとか、こんなはずじゃなかったとか、逆もしかりだと思うので、きちんと運用を始めるときに今の自分を棚卸しして計画立てして運用していかないと、途中で計画が狂うということはあると思います

 入 倉  現金では得られないリターンがある事や、勉強することで視野が広がるメリットがある一方、運用の色分けの仕方や目的をちゃんと計画を立てることが重要なんですね。

 新 屋  資産運用で資産が増えた場合、その後の生活にいろんな選択肢を持てることがメリットと思う。例えば、早く仕事をやめられるということ、3人目の子どもをもつ後押しになるとか、あとは自分には分不相応と思っている家を持つとかなんでも。プラスアルファの力を生み出すっていうのが資産運用なのかな。逆にデメリットではないけど、運用しないことによる機会損失はあると思います。働くことと節約することしか選択肢がないみたいになると特に、ですね。限られたことしかできない状況、そこを少しでも広げられるのが資産運用のメリット魅力かな。ちょっと手が届かないかなとおもっていたことができるとか。人によってはそれが楽しいとていう気持ちを産む人もいれば安心という気持ちになる人もいる

新屋PFP

 宮 原  デメリットってあるのかな。運用をするにあたってデメリットってないのかな。私も選択肢が増えるっていうのが一番のメリットかなと思いますし、お客さんでもそう言っている方がけっこういらっしゃいます。早期退職など今とは違う働き方が選択できるから、自分の選択できるものを広げるために運用しているんだという人がいますね。また、この視点無かったな~というのがあって。リタイアした方の話なんですけど。もともと仕事をして税金を納めていたわけですけど。仕事がなくなると税金を納めなくなるから、今は運用して、運用益や配当で税金を収めているんだ。と言う方がいらっしゃいますね。捉え方は人それぞれですが、社会に貢献するということも気にしている人が運用している人の中にはたくさんいらっしゃる気がして、自分の満足を高める行為としても役立ってるんじゃないかなと思います

 三 橋  退職し定期収入がない方からすると、安心できると言うか・・・。運用しているからこそ、今ある自分の生活を維持できて、配偶者と子供たちに今と同じ生活をさせてあげられている。インカムによって足りない分を補ったりして、そこまで大きな話じゃなくても、趣味のゴルフに行けるとか。働いてくれるものがないから資産運用だけしか生み出してくれなくなってくると、それが自分の頼みの綱という形になりますね。やりたいこと実現させるためにというのはもちろんメインで出てきそうだけど、意外と自分の生活を守ってくれる小さな生活を維持していくために必要なものかな。一方でデメリットと言うか、必要事項は、それをどう運用していくかを考え続けないといけないことですかね。アドバイザーがいれば相談できるけど、1人でやっているとしたら、「これ売ったほうがいいのか」、「組み替えたほうがいいのか」、「勧誘されてこっちにしたほうがいいのか」、でも「この商品はここが良さそうだ」と、木を見て森を見ない話しになってしまうから。関わっていかないとメンテナンス管理していくことは人にとっては大変なところ。メンテナンスは必要ですからね。

 新 屋  私も、いつも言っているんですけども、3万円とか5万円とか積み上げていく事は、多くの人にとってはハードルが高くないと思います。でも何千万円となってきたときには、総資産が数億円の方にとっては別ですけど、結構なプレッシャーになると思いますね。強いて言えば、そこはデメリットじゃないかな。

 宮 原  気がついたらこんなに背負ってしまって荷が重いって方は結構いらっしゃいますよね。資産形成していくのは楽ですね。反対に、取り崩しながらやっていく方が難しいですよね

 入 倉  ありがとうございました。最後に、みなさまにとっての資産運用とは?

 鈴 木  「人生100年時代に必須なもの」ですね。

 新 屋  共働きの私にとっては、「3人目の稼ぎ」ですかね。

 宮 原  先ほど話にも出ましたけど、「選択肢を増やしてくれるもの」

 三 橋  セミナーでは「経済成長の恩恵を受けること」と言っていますが、自分の実感としては、新屋さんに近いです。「わが家のボランティア労働者」ですね。現在、子ども手当を原資に積立投資をしているんですが、トータルリターンが結構良いんですよ。これだけで大学の学費は全部できるだろうな。15歳まで15年やったら500万円とか600万円とか全然行けるだろうということを考えると、将来必要なお金を知らないうちにつくってくれる労働者。それで大学の費用とかそんな心配とかしなくていいな。子ども手当って自動的に入ってくるんで、その用途を色分けして時間分散の投資ですね。最終的に受取総額を倍にするだけですね。倍になんて簡単になるじゃないですか。

 入 倉  本日はありがとうございました。次回もお楽しみに。

座談会Vol001 (写真=GAIA株式会社)

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